「俺は、患者さんと手をつないで歩ける医者でいたいんだよ」
「そして、みんなで生きていく 地域精神医療・地域活動の未来へ
～星野征光医師追悼文集～」
発行：そして、みんなで生きていくネットワーク
頒価：５００円（税込・送料別）
精神病院の鉄格子をぶっ壊した医療者達の50年
2019年11月に開催された、講演・交流会「そして、みんなで生きていく」の講演録と、星野征光先生への追悼文をまとめた追悼文集ができました。
講演・交流会で語られた精神病院の開放やその後の地域での実践の数々、そして様々な人々が語る生前の星野先生の姿から、これからの地域精神医療を共に考える１冊。
アットホームではこの書籍の購入を受け付けています。
星野先生は学生運動を経て、大阪の光愛病院にて精神病院の開放化、民主化を目指し活動し、地域で暮らす患者を支える場として星のクリニックを設立。晩年までいつも患者に寄り添う姿勢を貫き2020年4月がん闘病の末、他界されました。その背中は今も多くの人の心の支えとなっています。
精神病院で行なわれていた隔離・拘束は、今も多くの病院で続き、精神病院だけでなく認知症を患う老人医療の現場でも日々行なわれています。
人が人の自由を奪うことを、私たちはいつまで続けるのか。
星野先生の生き様が私たちに問いかけます。
「どんな時も一緒に考えながらそばにいる」
その基本姿勢に共感するからこそ、短期間でこんなに多くの志ある仲間たちが集まってくれたのだと思う。安心していいと思う。みんな諦めていない。諦めなければ前進できる。今は少し方向が違っていても、やがて地域で出会い、連携し、共同し大きな流れとなり、人間が争わず、共に助け合って生きていく社会を作り、やがて「精神医療」が必要でなくなる社会が来るのではないか。(本書より抜粋)
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そして、みんなで生きていくネットワーク 担当：吉本
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